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LINEMAN NETWORK特別インタビュー
WE ARE LINEMAN Vol.2
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小島義隆

Q.休日の過ごし方は?

今は自転車乗ったり、歩きに行ったりとか。

Q.ラインマンになったきっかけは?

自分のおじさんがこの会社に勤めていて、で、どうだ。ということで、縁があって入った感じで。ちょっとやってみようかなっていうのが一番最初のきっかけです。

Q.この仕事のいいところは?

やっぱりやりがいがありますよね。自分たちが作ったんだっていう誇りもありますし、これで電気がつくんだっていう。

Q.ずばりマスターラインマンとは?

やっぱり自分がいろんな広い目で周りを見られる、 それで現場を回していくっていうのがマスターラインマンかなと思います。

Q.大事にしている言葉や格言は?

自分がいつも思うのは、朝、行ってきますって言って、ただいまって帰ってくることが(大事と)いつも思ってます。

木村電設株式会社
小島義隆
Kojima Yoshitaka
1963年生まれ。60歳。愛知県一宮市出身。1984年に入社。2013年マスターラインマンを取得。

Q.会社のいいところは?

もし子供の行事があったら、社長に言えば休ましてもらえるし、調子悪ければ休ませてもらえるし、 そういうのがいいところですね。

浅倉健

Q.休日の過ごし方は?

​野球、ゴルフ、ドライブ。

Q.ラインマンになったきっかけは?

幼馴染がこの会社に入っていて、「こういう仕事があるんだよ」っていうことを聞いて、じゃあちょっとやってみようかと思ったのがきっかけですね。

Q.会社のいいところは?

日曜しか止まらない電気を触るだとか、休みは休めない時もありますわ。でも、 その代わりにね、平日に休んだり。仕事から帰ってきて、まだ自分の趣味、家族との団欒があって、 それが毎日できるような感じなんで。時間に余裕がある毎日。

Q.怪我やハプニングは?

安全対策をしてるんで、大きな怪我はないですね。

Q.大事にしている言葉や格言は?

ABC。「当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやる。」それがあっての仕事だと思います。

木村電設株式会社
浅倉健
Asakura Takeshi
1969年生まれ。54歳。愛知県一宮市出身。1987年に入社。2023年マスターラインマンを取得。

この仕事のいいところは?

小島

やっぱり最初入った時は辛いかもしれないけど、だんだん慣れてきて、 順番に任されて、自分が考えた通りに仕事が進む。進むとまたやる気も出てきていいなと思います。

やっぱり自分たちがいなければ電気はないよと、

それを誇りに思って仕事につけるよという。

 

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浅倉

いろんなとこに行けますよね。同じとこじゃなくて。

僕らの東海3県、愛知、岐阜三重、 静岡も長野もという感じですけど、いろんなとこへ行きますよね。だから、何々の何々線、あ、長野かと、あ、三重かと。もういろんなとこ行ってやれるんで、意外と飽きさせませんね。あ、今度山か、あ、今度海か。近いとこか、ってなるんで。

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マスターラインマンが語る、ラインマンという仕事。

今日はよろしくお願いします。まず、自己紹介をお願いします。

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はい。小島義隆と申します。年齢は60歳。所属は木村電設株式会社です。

小島さん

浅倉健。54歳。所属会社、木村電設株式会社です。

浅倉さん

ラインマンには、本当に色々な仕事があると思います。
私も鉄塔を一から作るところ、地盤を作るところから、最後、線を引くところまで見させていただいて、本当にいろんな仕事があるんだな、とすごく感動したんですけど、小島さんのお仕事っていうのは、主に今どのようなものですか?

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送電線と言われまして、線を張ったり、メンテナンスしたり、そういう仕事がメインですね。

小島さん

では組み立てというよりも、組み立て終わった後の作業を担われていると。

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そうです。

小島さん

浅倉さんはどのような仕事内容でしょうか。

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(小島さんと)一緒で、鉄塔を建ててもらって、その鉄塔に線を張る、 で、今ある電線を張り替えるというのが主な仕事でございます。

浅倉さん

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ラインマンになったきっかけを教えてくださいますか。

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元々のきっかけは、自分のおじさんがこの会社に勤めていて、で、どうだ。ということで、縁があって入った感じで。ちょっとやってみようかなっていうのが一番最初のきっかけです。こんな職業があるなんて、やっぱり学生時代は全然知らなかったですね。

小島さん

僕はですね、友達というか、幼馴染がこの会社に入っていて、「こういう仕事があるんだよ」っていうことを聞いて、じゃあちょっとやってみようかと思ったのがきっかけですね。

浅倉さん

ところで、ラインマンという言葉は、昔からあった印象ですか。

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そうですね。うーん、昔からあったのかな。
でも、一般の人に、自分、送電線ラインマンやってるんだよって言っても、 道路に線引く人?って言われる人の方が多分数は多いと思います。

小島さん

では、小島さんが職業を語る時には昔はどのように伝えていましたか?

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送電線工事やってますって、鉄塔で線張る仕事やってるんですよって、配電とは違うんですよとは言ってたんですけども。

小島さん

昔は(ラインマンという言葉は)馴染みがない?

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そうですね。ま、今もラインマンって言って、ピンと来る人もやっぱり少ないとは思うんですけども。

小島さん

今回のインタビューは、「マスターラインマン」というキーワードがありまして、小島さんは10年以上前にマスターラインマンになられていますね。そして浅倉さんが去年(2023年)、マスターラインマンとして称号を得られたと思います。そこで、マスターラインマンとはずばり、どのようなものでしょうか?

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やっぱり自分がいろんな広い目で周りを見られる、 それで現場を回していくっていうのがマスターラインマンかなと思います。

小島さん

初めてマスターラインマンに選ばれた時はどのような思いでしたか。

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そうですね。あ、自分でいいのかっていう思いがまずありましたね。まあ、でも、やっぱりそれからは、それ以上にしっかりやっていかなきゃいけないなっていうことを思いましたね。

小島さん

ラインマンの人生って長いと思うんですけど、何歳の頃からラインマンをされているのですか?

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20歳ですね。

小島さん

それでは40年やられて、マスターラインマンになられたのが30年目。

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そうですね。

小島さん

浅倉さんの中でマスターラインマンとはどんなものですか?

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マスターラインマンって聞いた時に、スターウォーズを思いましたよ。ジェダイマスターっていうじゃないですか。あ、じゃあ、マスターラインマンっていうのは、その ラインマンの中でも色々熟知しているというイメージです。
マスターラインマンの称号ということで、いただいた時に、自分の中で、いろんなことを網羅した人たちだと。自分に置き換えて、え、俺大丈夫なのかなっていうのはあったんですけど、 自分だけじゃなくて、周りの人にそうやって認めてもらえてもらった賞だとは思っています。

浅倉さん

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おふたりとも推薦でマスターラインマンになられたかと思うんですけど、小島さんは周りからマスターラインマンとして、ふさわしいと思われてることについてどう思われますか。

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自分が最初選ばれた時は、ほんと、自分でいいのかっていうのと、これからも、やっぱり後輩のために、 自分のできることを。だんだん年重ねるにつれて、やれることも少なくなるもんで、広い視野でみんなを見守れるようにやっていきたいなとは思いますね。

小島さん

教科書がないんですよね、うちらの仕事って。こういう仕事だからこうやってくださいっていう大筋はあるんですけど、じゃあどうやってやるか。
その方法っていうか、作業でも色々何通りもあって、下に道路がある、電車が走ってるだとか、その現場によって色々やり方を変えてやっていく道しるべとなるのは、現場監督であり、マスターラインマンという称号はもらってるんですけど、ひとつのやることでもひとつじゃないよと。
じゃあ、どうやってやっていくんだ、 どんなとこに危険が潜んでいるかっていうのは、1~2年の子ではわからないところがあって。そういうところを見極めるのが僕たち。
危険の芽を摘むだとか、こういうとこに危険が潜んでるんだよっていうことを、 周知できるような位置付けが、 マスターラインマンであるかなとは思ってますね。なのでそれが、年月を経ていくとそういう称号が得られるんかなっていう風には思ってますけど。

浅倉さん

現場の数を、たくさん経験することで、こういう場合があるんだとわかるんですよね。

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何万基、今後張り替えていくっていう話があったじゃないですか。
で、僕たちもそうですけど、その先輩たちも、先輩たちが昔、若い頃いじっとった線路を今僕たちが今度張り替えている。そういう繰り返しだと思うんですよね。
昔入った時に、この送電線飛ばしたら、名古屋半分停電になるよ、お前らわかってんだろうなって。トチったらこうだよっていう風なことを昔言われたんですけど、あ、名古屋の半分が停電するんだ、この線路。っていうふうなこともありましたね。

浅倉さん

架線工事は一般の方には馴染みがないかもしれませんが、この仕事を知らない人に説明するとしたらなんと伝えますか。

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口で説明するってなかなか難しいと思うもんでね、もしこういう仕事に従事したいと思えば、現場を見るそういう機会を設ける。
今ネット社会なので、こういうことやってますよっていうね。送電業界もそうやって、こういう仕事ありますよっていうのを、現場でできたらなとは思いますね。

小島さん

小学生の頃に、学校に消防士や警察官の方が話に来られたりしていましたが、そういう風にラインマンの方がお話をしに来る機会があっても、こういう職業があるんだなと知るきっかけになりますよね。

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そうですね。そうやって小学校とか行くと、心の片隅に置いておいてくれれば、大きくなった時に、鉄塔に、人が上って、あ、こういうことだったんだっていうことを思っていただければいいなとは思いますね。

小島さん

こういう仕事があるんだよっていうのを、もっと、 ドラマ化みたいなことしてやった方が。でも、人に言うのは、僕の場合はですね、こうやってて、たまに(手を)切る時あるじゃないですか。これで血が出るじゃないですか。これは配電線なんだよ。テレビで手術する時に、 胸開いてこう(手術)やる時に、これが僕たちの方なんだよっていう意味合いでやってるんです。あの、伝える時にね。

浅倉さん

心臓から体の隅々まで、要するに変電所があって、そっから体の、体の隅々までに送ってる仕事が僕たちの仕事で、そこから振り分けていくのが配電線でっていう意味合いでやってるんですけど、大元なんだよ、と。
発電所から変電所へ行く静脈の的な役目を僕たちはやってるんだよっていう風な説明で今おるんですけど、 じゃあ、そこらへんをアピールする場所がもっとあれば、高校の就職、大学の就職する時に、説明受けに行ったりとか、ああいうところも参戦して、そういうチャンスがあればね、やってみたいなとは思いますけどね。
ただ、それをするかどうかだけですよね、あとは。
少しはこう、知ってくださいっていう風にしてもいいのかなって、正直僕は思ってます。それが今回こういう機会に繋がってきてるんじゃないかなと。ところで浅倉さんは、昔から高いところは得意でしたか?

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いや、全然でしたよ。高いとこ登って、あそこ行きたいなって。
まあ、一番最初なんてもう、半分もいかんうちに、しがみついてましたもんね。それが、一日、二日目、もうちょっとその先へその先へっていう間に、どんどん上に行ってっていう風な状態ですよね。
あの、いますよ、たまにむちゃくちゃ、さささ、登ってって、こわないの? 言う人が。まあ、人それぞれなんですけど。僕、高所恐怖症だからとか、 そういう風でなければ。
それが、一日一日と、今日はここまでやったけど、明日はここまで行こうっていう風になって。やっぱり、自分と同世代の子たちがおって、あいつには負けたくねえんだよ、というそういうのもあって。
成長してますよね。一日一日。

浅倉さん

ありがとうございます。次に、一番印象に残っている現場を教えてください。

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一番最初に入って出張に行った鳥羽の現場で、船が電線を引っかけたんです。
それの張り替えで行ったんですけども、船で渡っていく、 向こうの島へ行って...今だったら重機でも持っていけるんだろうけど、スコップとツルで穴掘ったりして...というのが、やっぱり一番印象に残ってますね。最初入った時に。
あ、大変な仕事だっていうのを感じました。

小島さん

もう本当に新人で、入ってすぐだったんですか。その時は、愛知県内に住まわれていたのですか?

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そうです。愛知県で出張で行きました。

小島さん

どれぐらい鳥羽に行かれていたんですか。

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うーん、何か月も行っていましたね。週末には帰ってきたりはしていたんですけども。

小島さん

浅倉さんの印象に残っている現場はありますか?

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僕はですね、岐阜の方の現場だったんですけど、入った時に、昔でいう、ヘリコプターですね、鉄塔ができました、それに線を張る仕事を一番最初ヘリコプターでやるっていうのがすごい印象が強かったですね。えー、ヘリコプターで線張るんだ言って。一番最初のそのナイロンロープなんですけど、 それが一番。最初のその時がインパクトが強すぎて...。

浅倉さん

その時は浅倉さんもヘリコプターに乗ったんですか?

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いえ、僕らはヘリコプターが引っ張ってくる線を受け取る側の方だったんですけど、 ヘリコプターが飛んできたら、民家の人が、あの当時なんで日本の旗を振っていましたね。わ、何かと間違えてるよっていうイメージがありましたね。

浅倉さん

そうですか。鉄塔の上にのぼられてヘリから線を受け取ったんですね。

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そうですね。

浅倉さん

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辛かったというか、厳しかったっていう、現場をひとつあげるとしたら。

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そうですね、岐阜の山奥なんですけども、真冬、新雪の架線でやって、 ヘリで飛んで、それを順番に細いワイヤーから太いワイヤーに変えて電線張ってくんですけども、 1日中間で鉄塔の金車監視に配置されて、1日1人でその鉄塔におって、朝行って、夕方やめるぞって言ったら山降りて...その寒さに耐えるのが大変でした。辛かった思いはありますね。

小島さん

寒い中も作業されますもんね。防寒対策はありますか?

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そうね、どんだけ着ても寒いもんで、自分が鉄塔に一人でおるときは、鉄塔に用もないけど、のぼったり降りたりとか。そういうことはやっていましたね。

小島さん

初めて現場に入られる前は、研修施設などで訓練されてから行くんですか。それとも、もう初めから現場に行かれたんですか。

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最初にシーテックさんみたいに、その期間があって、そこで研修してじゃなくて、現場で初日に行く。縛り方だのいろんなのを覚えて、じゃあやってみようか、その段階で、じゃあちょこっとのぼってみようか、あ、今日はもうそこでいいよっていう順番ですね。
研修鉄塔に行ってやるのもありなんですよ。 シーテックさんとか頼めばやらせてもらえるんです。

浅倉さん

ちなみに、得意な作業などはありますか?

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さっきも言ったように、全部一緒じゃないんですよね、やり方にしろ。同じのがないって言ったらおかしいんですけど、取り付け方だとかそういうのは一緒なんですけど、現場に対していろんなやり方が変わってくるところがむちゃくちゃ面白いですよね。こういうふうにやったらどうだとか。

浅倉さん

それはありますね。山の現場とこういう街中の現場とはまた違いますからね。

小島さん

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やり方を覚えるけれども、基礎を学んだ上での応用ということですか。

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そう、応用ですよね。自分たちで考えて、こうした方がより安全にできるんじゃないかっていう。自分はこう思うと。いろんな意見を聞いて、若い子たちにもう任して、 失敗して、学びますので。

小島さん

失敗したら、終わりですからね。

浅倉さん

ま、そこの、失敗の加減にもよるんですけども。

小島さん

失敗ができないんだけど、その失敗する前に止めるのが僕たちの役目なんで。

浅倉さん

マスターラインマンの。

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そうですね。失敗して事故、怪我すると、 本人も痛いし、人に迷惑かけちゃいかんっていうのが大前提でありますんで。

浅倉さん

今まで大きな怪我をされたことはありますか?

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そうですね。山歩いていて滑落しそうになったことはありますけどね。で、思わずそのロープ掴んで谷底に落ちてかなかったんですけども。 ま、そういう経験はありますね。

小島さん

怪我。大きい怪我はないですね。

浅倉さん

安全対策をちゃんとしているんですね。

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そうですね。スノーボード行って、脚の骨折ったぐらいで。仕事ではそんなことないですもんね。

浅倉さん

話を聞くだけでもヘリコプターだったり、山に1人だったりとか、 スケールが大きいなと。浅倉さんはどうですか。

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辛かったことで言うと、深夜の停電ですね。
どうしても電車だとか、 夜やらないけない時があるんで、もうそん時は、睡魔との戦いですよね。眠たいんですけど、でも仕事はやんないけないっていうのがありまして。
深夜はあんまり得意じゃないですね、今でも。

浅倉さん

何か眠気対策はされていますか。

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あのね、喋るのを止めたら寝ますね。本当に眠気にはもう負けちゃうんで。じっとしとると、まぶたが落ちてくんで(笑)

浅倉さん

仕事中もそうなんですけど、帰りが一番危ないですね。ほっとして、遠い現場と特にですけど、やっぱり、交代で運転するんだけど、誰か起きてないと、みんな寝ちゃうとね。
運転手も眠たいだろうし、と思いながら。夜、深夜作業、ダメ。
夜中は大変ですよね。ラインマンの方は365日どこにいても、 どういうことがあっても、災害があったりした時は、必ずラインマンの方が動かないと、それ以外の方が動けなくなってしまうので...365日、ずっと気持ちは待機されてる感じですか。それとも、やっぱり日常に戻って、いざという時は、というような心構えでいらっしゃいますか。

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そうですね、やっぱり、オンとオフは切り替えてやってますね。

小島さん

ただ、駆けつけるというのは多いですよね。

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こちらから勝手に、じゃあ行くかっていうのじゃなくて、僕らで言うシーテックさんだとかから、連絡を受けて、行ってくれるかっていうことで。
でも、この間の石川の地震があった時に、 実際愛知県も揺れたんですね。それで、テレビのテロップで出るじゃないですか。あのニュース聞いた時に、こりゃ行かないかんぞっていう風にやっぱり思いましたもんね。愛知県におって、これ助けに行かなあかんっていう風に。
ただ、オンとオフの切り替えはあって、何かあったらすぐこう、オン状態になってるってのはあります。

浅倉さん

すごいです。正直、僕この仕事で関わらせて いただいてから送電業界のことを知りましたけど、今は本当に道を歩いていても挨拶したくなるぐらい、日々お世話になっている実感があります。電力会社の方、送電電工のお仕事に従じている方にもっと光が、スポットライトが、当たるといいなと常々思っています。

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次の質問です。小島さんは、仕事で辛いなって思うことっていうことと、逆に、その辛いなっていうことは実はこういう改善の仕方があるんじゃないかって、もし、なにか思われていることがあったら教えてください。

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そうですね、つらいなと思う時は、やっぱり暑さが暑い時とか、寒い時よりとか。
極端な時はやっぱり、誰もがそうかもしれん、どの業界もそうかもしれないんですけど、そういう時は辛いなと思うんですけども。
でも、職場環境もだんだん現場が考えてくれて、休憩小屋に、エアコン入れてくれたり、冷蔵庫にポカリスエットとか、飲み物とかタブレットとか用意してくれてるもんで、 自分たちが入った頃に比べたら、もう全然改善していると思うんで、それはありがたいなと思いますね。

小島さん

浅倉さんはどうですか。

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異常気象ですよね、最近。夏場は猛暑で、この冬も、こっちではあんまり寒くない。
たださっき先輩も言われた通り、今、熱中症にならない、極力手掛けてくれるような、そういう状況でありますので熱中症で倒れるとかはあんまりないですね。
今それがそこまで根詰めてやるような感じではないんで、ありがたく思ってますけども。

浅倉さん

ラインマンの方って、今若い方は周りに増えているようなイメージがありますか。それとも減ってるようなイメージありますか。また、こうしたら増えるのにな、と思われていることはありますか?

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自分のところの会社は、若い子がだいぶ増えてきてるもんで。やっぱり、休み。
今の子の若い子はお金じゃないですもんね。休みがしっかりしている、前もってわかる っていうのが、やっぱり基本らしいもんね。考え方が、自分たちの昭和の時代との考え方とは違うもんですから。
働き方改革で、それもやりたいんだろうけど、お客様が強いとこはなかなか。そんなこと言っても土日しか土日、正月、ゴールデンウィークしか電気が止まらんとか言って、どうしてもやらざるを得ない仕事もあるんですけども。
ま、できる限り休みは前もって分かってっていうのが一番いいなとは思います。

小島さん

浅倉さんは、どうですか。

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業界がやっぱり若い子たちが入って、あ、ちょっと向いてないなってやめていく、でもとりあえずやってみようっていう方向性で、今、募集をかけてやってるんですけど、 やっぱり人数が増えるかっていうと、増えない状況で。
鉄塔の組み立てでも、人は一度やってみようかなっていうので集まってくるんですけど、長続きしないとかいう感じで、 これでやっていくんだっていう人たちは、5人おったら1人だとかっていう割合なんで、増えていくというより今の人数を維持してるっていう状況ですね。

浅倉さん

将来、100万基ぐらいの鉄塔が古くなって建て替えなきゃいけない、改修していかなきゃいけない。業界全体的に、人手不足も予想されるであろうという中、新しい時代に突入しているので、例えば、自動化だったりという流れもある中で、ラインマンのみなさんは技術職なので、自動化できない。
時代の融合を取り入れつつも、大事なところを保存していく、残し、引き継いでいくという作業が必要になるかなと私は思っています。
未来に向けて、デジタルの分野なども取り込んでいって、継承していこうといった気持ちはありますか。

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そうですね、ラインマンはなかなか難しいんですけど、物をあげたりするのに昔は手で引っ張ったりとか、そこは機械化されていくんですけど、鉄塔にのぼって電線を触ること自体は機械化はできないんですよ、やっぱり。人がやらないと。
下で道路作ったりだとか、ああいうのみんな重機がやってくれるんですけど、なかなかそういうのがない。そういうのも教えながらも継承していかないと、この業界はだんだん細くなっていってしまうんじゃないかとは思いますね。

小島さん

ここのこの現場は機械化っていう面では、電線に宙乗りしてカマ打つだとかっていうのを機械化で、 それも400トンクレーンで先っぽにバケットつけて...という。
人がやることをもうちょっと少なくしようという感じで重機を取り入れてもらってやってるんですけども、
こういうこともあるんだよ、こういう仕事もあるんだよっていうのを、もうちょっと全面に出していきたい。どうしても、あんな高いとこでっていうイメージが強いんですけど、人がやることなんで...
それを、技術継承も必要なんですけど、やっぱりまだ、こんな時代にまだ人がやってるんだっていう風なんで。
ま、でも、人でしかやれないんで。結局、そうなんですよね。

浅倉さん

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私がマスターラインマンの資料を読ませていただいてすごいなと思ったのは、技術を検証していく、本当にちゃんと教えられる人、それがマスターラインマンという、そのテーマがはっきりしているなと思っていて。
だからマスターラインマンの方が増えていって、新人のマスターラインマンさんもいますけど、ラインマンの方たちが尊敬できる仕組みを作ったり、自分たちのスキルが最終的に消化されていくというか、マスターラインマンの良さだったりとか、何をやっているかというのは、うまく伝えられたらいいなと思います。

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そうですね。

小島さん

一般の私たちからすると、電気を通してくれていることに対して意識がゼロなんですよね。

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うん、ま、そうでしょうね。一般の人から考えれば、電気はコンセントから来ているっていうイメージだもんで、あんな鉄塔の人が関係ないわっていうね。自分たちもこの業界に入るまではそういうイメージだったもんですからね。そういう風に思ってる人は多いと思いますよ。

小島さん

2024年問題で、 運送業が大変だと、ニュースで流れて。宅急便の値段が高くなるって言ったら、一般層は一気にそこに向かって、なんとかしてあげてくれっていう話を聞いていますけど…
送電関係も、いずれもしかして、やる人がいない、のぼる人がいないとか、そういうことになっていく未来もあるのかなと思うので、そんな未来にならないために、この仕事がもっと楽しい、やりがいがあって、休みもちゃんとあって、 というのが伝わるといいですよね。
今は、現場の仕事は"3K"だから人が集まらないんというイメージでは、なくなっていっていますよね。

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なくなってますね。今は全然そういうのは全然なくて、危険じゃないんですよ。やっぱりルールにのっとって、それに従う、そうすれば安全なんだよという流れになってますんで。なんでもルールがありますから、そのルールに乗ってやれば全然危険な仕事でもなんでもないんですよ。

浅倉さん

それと、 線を張るっていう仕事は、じゃあ昨日来ました、じゃあ今日からそれやりますってことはできないんですよね。 本当に長い目で、11~12年かけて鉄塔のぼりますから、段階を踏まえてやっていくんですけど、僕らが入った時はもう早く登りたかったもんね、上に。早くあそこ行ってやりたいんだ。今はそういう考えじゃないんですよね。言われたことに対して、じゃあ行くか、わかりました っていう状況なんで。
でも、なんでかって言うと、俺が作ってやるんだっていう意欲が、違う方向に行ってるんかなっていう風に思うんで。ま、そこらへんから、まずこういう仕事なんだよ、ライフラインなんだよと。俺たちがいなかったら電気なんか流れないんだよっていうのを、少しずつ長く時間をかけていって自分がやってるんだよっていう思いに変わって、仕事に従事するようになっていくと、またこれが変わっていくんですね、人って。
ただ、その思いがあるかどうかっていうのは、最初からそれはないんで、ずっと根付くように教育してっていうことで今やってるんですけど。
送研さんが中心になって、全電力会社さんと一緒に送電業界に従事している人たちを、皆さんに知ってもらおうイメージをちゃんと伝えていこうという趣旨の企画で今回やっているんですけど、こうやってお話を聞けると、リアルに伝わってくるというか。
怖いとか厳しいとか、上にのぼって危ないとかじゃなくて、ルールがあれば、 上に登っても危なくない。そんなことを伝えられたらと思います。

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ちなみに、おふたりが仕事を始める時、必ず毎日、何か自分の中で決めている、ルーティーンなどはありますか?

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毎日朝、自分は慌てたくないもんで、会社集合の2時間前には起きますね。 朝は家でゆっくり朝ごはん食べて、コーヒー飲んで、 新聞読んで、それから会社に出かけるっていうのは自分のルーティンですね。

小島さん

僕はですね、あの現場が変わるたんびに、奥さんに髪の毛切ってもらってます。ずっと、この10何年間ずっとですね。

浅倉さん

ずっと奥さんが。素敵ですね!

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後ろがどうなってるか分かりませんよ。

浅倉さん

いや、すごくおしゃれです。奥さんも、(髪を切る時には)現場変わったんだねっていう感じになっていますか。

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そうですね、行ってらっしゃいと。髪切ってって言うと、あ、変わったんだみたいな、そういう感じですね。

浅倉さん

ありがとうございます。
次の質問です。ラインマンになりたいなって思っている方や、もしくは漠然となってみたいなという人たちに対して、ラインマンはこういうものだから、ぜひ門戸を叩いてみてよ、というお話があれば、お願いします。

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やっぱり自分たちがいなければ電気はないよと、それを誇りに思って仕事につけるよという。で、やっぱり最初入った時は辛いかもしれないけど、だんだん慣れてきて、 順番に任されて、自分が考えた通りに仕事が進む。進むとまたやる気も出てきていいなと思います。

小島さん

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僕の感覚で言うと、鉄塔、どうしても線を張るために鉄塔のぼるじゃないですか。のぼると、 今、流行りで筋肉がむちゃむちゃ、腕とか胸とかね、腹筋も割れてきて。
筋肉をわざわざ作りにジムに行ってる人見えますけど、この仕事本当に休まず鉄塔まで上がったらむちゃむちゃええ体になる。しかも仕事で筋肉鍛えられて、お金もらえて、めちゃめちゃいいと思いません。体は鍛えられるわ、もう給料はもらえるわ、もうめちゃめちゃいいと思いますよ。

浅倉さん

確かに、いろんな現場見せてもらいましたけど、やっぱり皆さん、いい体格ですよね。

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りんごやれますよ。リンゴバシャってやれ(潰せ)ます。(一同笑)

浅倉さん

確かに皆さんシュッとして体幹がすごくあるような。そういう風な捉え方、エンターテインメントの部分、仕事に感じることができるってことですね、鍛えるとか、北陸ではボルタリングを会社に取り入れられているところもありました。

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いや、全然あると思いますよ。ボルダリング、イメージ、そうですもんね、ほんとに。

浅倉さん

そうすると、普段プライベートで体力作りされることはない?

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趣味で野球やったり、ゴルフやったり、それに伴って、別にその、これといって体作りをしようとかはないですね。ランニングをするだとか。山でも1時間、2時間、遠いとこなんかむちゃくちゃあるじゃないですか。こういう平たい現場なんだけど、鉄塔は高いんで。その代わり山行くと鉄塔低いんですよ。山で鉄塔高いってあんまりないんで、こういう町の中いと鉄塔は高く、山行くと鉄塔は低いんで、その代わり、山やと1時間も登ってかなあかんもん。体力はつきますんで、逆に、なんで仕事しとんのに体作りに行くのっていう。

浅倉さん

休日はゴルフなども楽しまれているんですね。

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シーズンだと野球やってますね。 最近ゴルフにはまってますけども。

浅倉さん

スポーツなんですね。小島さんは?

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今は全然やってないですね。昔若い頃はスキー行ったりとかしてましたけども、今は 自転車乗ったり、歩きに行ったりとか。

小島さん

プレッシャーのかかる仕事だと思うんですけど、オフの切り替え方はありますか。

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オフの時は、やっぱり自分の好きなこと、晩酌とか飲むことが好きなもんで、お酒飲んで、自分の好きなテレビ見たりとか、 そういうことしてますね。

小島さん

仕事柄、朝早く起きるじゃないですか。で、休みにもう寝だめするんだみたいな感じでおっても、絶対夜は早く寝ちゃうしで、朝は早く起きちゃうじゃないですか、 休みの日に。で、結局ね、昼間ね、寝られないんですよね。で、何するか言ったらね、ドライブ行ったりね、朝早くから起きてっていう、 そのルーティン、変わらないですね。

浅倉さん

確かにそうやね。朝起きる時間は休みでも同じに目覚めますもんね。 サイクルができてますね。

小島さん

次の質問です。木村電設さんのここがいいよ、といういいところ、アピールポイントがあったら教えてください。

━━━━━━

今はもし子供の行事があったら、社長に言えば休ましてもらえるし、調子悪ければ休ませてもらえるし、 自分たちが、まあ言っちゃいかんですけど、入った頃はやっぱりちょっと頭痛いもんでって、その、電話するのが嫌やったもんですから。そういうのが、いいところですね。

小島さん

そうですね。今、先輩が言われた通りでなんですけど、休みは休めない時もありますわ、日曜日やらないかんとか、日曜日しか止まらない電気を触るだとか言って、日曜日もいらないかない時があって、でも、その代わりにね、平日に休んだり。
夜は、冬場は早く日が沈むんで、どうしても暗くなったら見えなくなるんで、早く帰る。で、 夏場は明るいんで、いつまでもやるかっていうと、そうでもなく。
今までは仕事が主で、朝仕事出て、帰ってきて、ご飯、お風呂入って、その日は終わり、じゃなくて、仕事から帰ってきて、まだ自分の趣味、家族との団欒があって、それが毎日できるような感じなんで。時間に余裕がある毎日。

浅倉さん

昔で言う、本当に朝から晩までやってきてっていうのじゃなくて、意外と、現場だから、 遠いからじゃなくて、毎日仕事してきても自分の時間ができるよっていうようなサイクルに今なってますんで。これも現場が遠いと、1時間も2時間もかけてってなると、またちょっと違うんですけど。1時間以内で今通えている状態なんで、そういう状態の時は、自分の時間をできて、いいと思います。
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テレビでは、こういうことがあったら危ないから、だからなければいいとか。そうすると、今自分が実際映しているテレビが映らなかったり、今自分が毎日通ってるところに通えなかったりとか、いろんなことが起こると思うんですけど、そういうのを抜きにして、結構ダメっていう選択肢を取りがちなので、だからこそ私は(ラインマンの仕事を)知ってもらいたいと思います。そういう気持ちってどこかにありますか。

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そうですね。もうざっくり電気イコールコンセントのイメージ程度だと思うんですよ、やっぱり。だから電気はあの街中にある電柱から家庭の方へ来てるだけのイメージで、自分たちがやってるおおもとのことは、多分理解してる人は本当に少ないと思います。

小島さん

でも最近、ソーラーあるじゃないですか。家にソーラーつけて電気を電力さんに売るっていうのも。ソーラーパネル、太陽光ですよね。で、今海だとか、山の上行くと風車ですよね。そこの風力なら風力、ソーラーならソーラー、いろんな電気の生み出し方があって、じゃあそれをどうやって 皆さんの家まで運んでいくかっていう道筋を、こういう風な動き方でここまで来てるんですよっていうのが、もうちょっとみんながわかるように。本当、学校の教科書に載せりゃ一番いいんですよね。こうやって電気が流れてるんですよっていうのが事細かくみんなに知られるようになればと思うんですけどね。

浅倉さん

なるほど。またざっくりとした質問になるんですが、中部電力さん、シーテックさんたちと、チームでやられているイメージがあるのですが。

━━━━━━

ワンチームですね。ワンチームです。

浅倉さん

ワンチームのメンバー、仲間に対して、どういう風に思われていますか。その良さというか。

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送電業界では、結局やる側ですよね、僕たちは。で、こういう計画があるんですよっていう計画を立ててもらうのが中部電力、シーテックさんっていう風な流れで。
やるのは僕らなんですけど、僕らのやり方がこうなんだと、こういうやり方でやりたいんだっていうと、いや、それはダメっていうんじゃなくて、あ、そういうやり方やるんだね、じゃあ、そういう風にやるためにこういう風にしようっていうのがシーテックさんであり、 中部電力さんであるんで。
現場現場でいろんなやり方があっての作業なんで。で、これがダメって言われるんだったらこういう風にやってくださいよっていうことはないんですよね。あ、そういう風にやるんだね、じゃあそういう風に進めていくよっていう風な流れがあっての仕事なんで。
シーテックさんがダメだっていったらもう成り立たないんですけど、そういう風にやるために、じゃあ進めてこうっていう風でやってもらえてるんで。

浅倉さん

すごくいいですね。決して頭ごなしにそれはダメっていうんじゃなくて、意見はちゃんと聞いてくれて。で、それに対しての改善策を皆さんで話し合った上で実行するということですね。

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そうですね。

浅倉さん

それは今も昔も変わらない。

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昔はなかったですよね。送電線の下に家とかがなかったですよ、昔は。
今では工場だの家だとかできたんですけど、昔は本当に山の中の田んぼの中だのって言って、本当に何もなくて。 で、事故も少なかった。
でも、今これ、家ができてきました。開拓されてね、いろんな工場ができたってなると、今度、 昔のようにはできないよ、じゃあどういうふうにやるんだっていうのが投げかけられて、じゃあこうしようっていう流れのもとに今仕事をやってるんで。

浅倉さん

シーテックさんとか、昔はこういう感じの言い方だったけど、最近はこういう風になったとか、そういう変わりはなくて、チームは、 最初からそういう関係性はできていた感じですか。それとも作っていった感じですか。

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いや、世代ですよね。先輩たちの世代の人たちで、僕らの世代の人たちが順番にこう上がっていくじゃないですか。で、最初は本当に若い坊主だった人が、今では本当、頭張るような人たちになってくんで。
だから、昔からの、心通い合ってって言ったらおかしいですけど、順番に上がっていくんで。だから昔からの顔馴染み、こういう人なんだっていうのがわかってての今があると思うんで。関係性的には昔からですよね。

浅倉さん

ラインマンの方たちをここまで掘り下げて色々知ることができたんで、 電力さんとか、シーテックさんにも、ちょっとお話聞いてみたくなりましたね。その3つが、今 言われたようにチームですって、はっきりスパって言えるっていうのは、すごく素敵だなと思います。

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この仕事の魅力、いいところを教えてください。

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やっぱりやりがいがありますよね。自分たちが作ったんだっていう誇りもありますし、これで電気がつくんだっていう。

小島さん

いろんなとこに行けますよね。同じとこじゃなくて。僕らの東海3県、愛知、岐阜三重、 静岡も長野もという感じですけど、いろんなとこへ行きますよね。だから、何々の何々線、あ、長野かと、あ、三重かと。もういろんなとこ行ってやれるんで、意外と飽きさせませんね。あ、今度山か、あ、今度海か。近いとこか、ってなるんで。

浅倉さん

ひとつとして同じ場所はないですよね。

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そうですね、 いろんなところ行けますよ。

浅倉さん

それでは最後の質問にさせていただきます。自分の中の格言というか、思ってらっしゃること、あれば教えてください。

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自分がいつも思うのは、朝、行ってきますって言って、ただいまって帰ってくることが(大事と)いつも思ってます。

小島さん

素敵なことだと思います。すごく共感できました。ありがとうございます。

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僕が毎日思っているのはABCですね、ABC。
「当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやる。」それがあっての仕事だと思います。
運転でも、なめて運転してると事故るよ、というのと一緒ですよね。通勤の車でもなんでもそうですけども、当たり前のこと、当たり前ってのはルールを守ること。
馬鹿にしないでちゃんとやるってのが 毎日(大事にすること)だと思ってます。

浅倉さん

人間って当たり前のことを継続するのはなかなか難しいと思うんですけど、マスターラインマンの方が皆さん共通しているのは、当たり前のことは絶対に当たり前にやるっていうその姿勢をお持ちだなって思いました。とても勉強になりましたし、素敵なお話をいっぱいありがとうございました。

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ありがとうございました。

小島さん

ありがとうございました。

浅倉さん

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